勝負強さの秘訣

勝負強い人になるためには,どうすれば良いのだろうか。

野球で例えると,1点差で負けている時で,9回の攻撃。ツーアウト,ランナー2,3塁。

一打逆転のチャンス。バッターは,あなたといった場面を想定してください。

思わず,自分の打撃で勝敗が左右されると言った場面で,ひるんで力を発揮でき

ない人が多いのではないでしょうか。

ここで勝負強さを発揮できる人は,どのような人なのでしょうか。

それは,ズバリ,ここで自分がヒットを打って,ランナー2人が生還して,逆転勝ちを

イメージできる人となります。当たり前すぎる説明ですが,奥は深いです。

まず,人間の出来事は,自分のイメージにより,創られます。自分のイメージは,

型枠のようなもので,その型枠に材料が注ぎ込まれて,出来事は生じます。

つまり,勝負事は,対戦相手とのイメージ対イメージの戦いなのです。投手,野手,

相手の監督,相手の応援団のイメージが勝れば,打ち取られるし,打者,チーム

メイト,自分の監督,自分の応援団のイメージが勝れば,逆転劇が生じるのです。

自分が打者であれば,イメージすることはただ一つ。自分が,チームメイトのため

に,ヒットを打って,ランナーが生還して,大喜びしている姿以外に必要ありません。

また,一文前に,メンタル的に必要なキーワードを記載しました。それは,

”チームメイトのために”といったところです。

人間は,”自分のために”が全面にでると,自分が信じられなくなる不思議な性質が

あります。”自分のために”何かをしようとすることを想像して頂きますと,失敗したら

どうなるだろうか。批判されて,恥ずかしい思いをするのではなどと自己不信になる

ような思考回路が動き出します。そして,失敗した後には,後悔の念が発生して,

自信がなくなってきます。切り替えも上手くいきません。

一方,”誰かの為に”が全面にでると,なぜか自分が信じられるようになります。

すなわち,自信が芽生えます。人間は社会的な生き物なのだと思います。

社会的に自分が役立っているのを感じた場合に,不安がかき消されるのだと

思います。そして,失敗した場合にも,”誰かの為に”精一杯行った自分の行動に

恥じる事なる,後悔することなく,仕方がなかったと素直に思えるようになります。

切り替えがスムーズに行き,上手くいかなかった出来事を後に,引きずらなく

なるのです。

まとめると,初めに設定した一打逆転のチャンスで,打席に入る時の思考回路

には,「チームメート,監督,応援してくださる方のために,この場面で,自分は,

ヒットを打てるよう最大限の努力をします」といった思考で,ヒットを打ったイメージ

を持ち,ヒットを打ったイメージから湧く,わくわく感を感じながら,1球目から,

最大限の努力をしていくことが,良い結果を生むことなるのです。

勝負事に絶対はありません。例え,上手くいかなかった場合でも,最大限の努力

をした自分に後悔の念は湧かないと思いますよ。

単純そうで,奥の深い話しでした。よかったら,参考にしてください。