評価基準とは,また,成功者が考える評価とは?

一般に評価と言えば,会社などの上司が部下の成績をつけ,昇進させることなどを考えがち

である。すなわち,これは,周りの人からの評価である面が大きいと思われる。

反対に,世の中の成功者は自分の中の評価基準をしっかりと持っていて,周りとの比較に

より,ペースを乱されないと聞く。例えば,野球の世界のスーパースターであるイチローは,

ヒット等を基準におくと,ポテンヒットでも成功であり,強い打球が野手の正面をついた時は,

失敗になってしまう。周りも,往々にして,そのように評価しがちである。イチローは,これに

対して,むなしさを感じたため,強い打球が飛べば,成功と考えるようにして,強い打球の

打ち方をひたすら,研究し続けて,シーズン中,試合前であってもウエイトトレーニングを

重ねている。日々,今日の自分よりも,成長しようと努力しているし,より高い目標を

かかげて,一歩一歩と近づいていっている。

また,世の中の成功者は,努力で成功した人,人脈で成功した人,家族で成功した人,と

いろいろだと思うが,共通点は,自分の持ち味を十分に発揮したからこそ,成功している

と思われる。自分の持ち味は,自分を良く知らねばならず,周りの評価ばかりを気にしている

と自分の持ち味を生かせなくなる可能性もでてくると言える。

したがって,自分の評価は自分がするというフィードバック体制が必要であり,まず,目標を

立て,日々,今日の自分よりも成長して目標に近づくための向上心や問題意識(よりよくしよう

とする心)が必要である。上司等の周りの評価と異なることもあるかもしれないが,自分の

評価は自分が一番知っているわけで,日々向上して自分の価値を高めるべきである。高き

目標が達成されれば,初めて周りは,その人の能力に気づくだろう。

つけ加えるが,仕事の価値をお金を稼ぐことよりも,仕事そのものに価値を見つけ出したい。

いかに,人の役に立っているか,役に立つことが楽しいと思いたい。お金に価値をおくと,

サービス残業はいやだ,家での努力も嫌だ,評価が悪いだの,上司が合わないだの,不平,

不満の連続となる。このような人を動かそうと思っても,より多くのサラリーがいるため,

自分の会社には,いてほしくないと思う。仕事自体に価値を見つければ,より多くの価値の

ある仕事がしたくなるし,価値のある仕事と思えば,動いてくれる。人を動かす時も,自分を

動かす時も,仕事自体に価値を見つけることが,人間的,社会的成功への道だと思う。